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Storm

12/28/2019

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北風に向かって自転車をこぐだけも、かなりいい運動になります。
今年は暖冬で風もなく、通勤が楽だと感謝していました。
ところが、最終日は台風級のストームで、帰宅時は大変でした。
​
以前なら怖気づいて、自転車はやめて電車にしたものです。
でも今は、ストイシズムに目覚めつつあり、「この風に立ち向かうぜ」という気持ちになります。
それにしても、過去10年で体験した事のない強風でした。

普段も強風なので、極力歩道を走るようにしています。
しかし、歩道を走っていても、煽られて車道に倒れそうになりました。
自転車こぎで初めて恐怖を味わいました。

ハンドルが奪われないよう、しっかり握るので腕や肩も疲れます。
抵抗を抑えるため、思い切り前傾姿勢にするので、腰も痛くなります。
ひとこぎする度に体重を乗せても、なかなか進みません。

普段の強風レベルなら1時間で着きますが、1時間15分かかりました。
きつくても、止まらずにこぎ続ければ25%増しで到着するのです。
ひたすらゴールを無視し、ひとこぎを繰り返す事にフォーカスしました。

ワイシャツだけの薄着でも、汗だくになりました。
帰宅後のシャワーは最高でした。
​苦しかったですが、色んな気づきが得られて良かったです。

辛ければ辛いほど、「ひとこぎずつ…」を意識しました。
ゴールを意識したら、気が遠くなって滅入ってしまうからです。
ひとこぎの積み重ねだけが、一番早くゴールに確実に導いてくれます。

休憩ではありません。
ペース配分でもありません。
こぎ方でもありません。

これは色んな事に通じると思いました。
何かとショートカットを探すのですが、確実なのは地道に継続する事です。
テクニックなどは継続していればついてきます。

何かにチャレンジしていて、もうだめだと感じる時は、ゴールや結果だけを見ているのかも知れません。
そんな時は、一歩ずつを意識しましょう。
その一歩の中にも、やはり語るべきストーリーがあるのです。

それはつまり、日々ちゃんと生きている、という事の証です。
そしてたとえ一歩でも、確実にゴールに近づいているのです。


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