「スランプで書けないなんて事はない」とセス ゴディンは言います。
気分が良い時も悪い時も、会社で働く人は働きます。
働けなくなる事はありません。
ライターや、アーティスト、ミュージシャンだけの言い訳に過ぎないそうです。
とにかく書き続けることが鍵らしい。
でも、駄作を出すのは自分が許せない。
前回よりも良いもの、期待を上回りたい。
それが出来なかった時は失敗だと思ってしまう…
実際のところ、どれが当たるかなんて誰にも分からないのに、です。
駄作をどれだけ作るかによって、良い作品がどれだけできるかが決まると思った方がいい。
全て傑作にしようと考えるから、プレッシャーになります。
実は扁桃体という脳の奥深いところにある小さな器官が、その恐怖を感知して防御体制をとるそうです。
そもそもは生命を脅かす危険、攻撃を受ける際に機能する器官らしく…
それと比べて大した意味もない恐れに対しても、反応してしまうそうです。
そうそれらによって死ぬ事はないのに。
ジャズ史上最高傑作の一枚、マイルス デイヴィスの「 Kind of Blue」アルバムは3日で制作されたそうです。
彼はアルバムを40枚以上リリースしましたが、全てこれと同等の成功を納めた訳ではありません。
評価するのは他人で、自分は世に出すのが仕事。
一定の良いものが残る、多くの駄作が残る、それで良い。
淡々と作る。
それが仕事であり、気持ちが付いてこなくてもいい、関係ない。
出し続ける事にフォーカスすべきだと。