Shawn Stevenson の 「最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」という本には、様々な角度から睡眠について書かれています。 よく言われている事から、マニアックな事まで、とても興味深いです。 彼のポッドキャストを2014年から愛聴してますが、健康系は単語が難しくてよく分からないジレンマがありました。 たまたま図書館で日本語バージョンの本を見つけました。 ポッドキャストで内容は大体把握していたので、読み進めるのが楽です。 少しずつ学びをシェアして行こうと思います。 睡眠が足りないと、意思決定が鈍くなる、つまり全てがスローダウンします。 これは誰もが経験するので、睡眠を推奨する時によく言われます。 意思決定が鈍くなると、衝動買いしたり、甘いものやスナックを食べたくなります。つまり、太る。 でも、睡眠不足の害はもっとあります。 脳は大量に老廃物を出すそうです。 ハードに働いてくれるので、色々ありますね。 死んだ細胞の除去やリサイクルをする為のシステムがあるそうです。 有害物質を排除もします。 そのシステムをグリンパティック系といい、睡眠中に目覚めている時の10倍活発になるそうです。 逆に脳細胞は睡眠中60%縮小するそうで、老廃物の掃除効率が上がります。 つまり起きている時間が長い人は、脳内がゴミだらけの可能性が高い。 掃除効率が悪く、老廃物が溜まります。 それがアルツハイマーの主な原因と言われているそうです。 睡眠不足は、意思決定や、活動の質を落とす、くらいの甘い考えではいけません。 それらに加えて、脳の老廃物の処理が鈍くなります。 見えないし、感じないので、気になりません。 しかし考えてみれば怖い話です。 最後に… 超精密機器である脳自体アメイジングなのですが、それを綺麗に保つ為の清掃システムまで備わっている事もアメイジングです。 それは日が昇り、日が沈むそのサイクルに合わせてデザインされてます。 驚異的なシステムです。 そのデザインに抗わず自分が機能するのが、ベストだと思いませんか? 疲れたから寝る、眠いから寝る、だけでないんですね。
もっと積極的に考えて、脳の清掃時間を確保する為にも寝る。 これで行きましょう。 コメントの受け付けは終了しました。
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