生活をミニマルにする時に感じた興奮を、今まさに味わっています。
これまでさんざん「スマホ依存」とか悪口ばかり言ってきました。
しかし、今僕はそのスマホの価値に感動しています。
「ジョブズよ、ありがとう…」
そうまで言える心境になれたのは、なぜでしょう?
モノを捨てた時に、残った大切な品々を見て、
「これがオレを表すモノたちか…ありがとう」
と感動したのと同じです。
皮肉な事に、モノで埋もれていた頃も、それらはそこにありました。
でも、そのありがたさに気づけないでいたのです。
なぜか?
その他の、
- まあまあ有益なモノ
- ちょっと楽しめるモノ
- 高価という理由だけでキープしているモノ
- ただのゴミ
など色んな種類のモノの1つとして埋もれていたからです。
でも、本当に大切なモノだけに絞ると、とたんにそれらの価値をより認めるようになりました。
同様に、SNSアプリを使用しなくなって、やたらと持ち歩かなくなって、気づきました。
「スマホって超すごいじゃん」と極当たり前の事に気づきました。
僕は、ブログとyoutubeとポッドキャストをやっています。
ブログだけはラップトップで書いています。
しかしその他は、全てスマホで制作してます。
その機能たるや、信じられないほど、有益なものばかりです。
80年代の高価な機材や、面倒な操作を思い出しました。
当時を思えば、まさに奇跡です。
- カメラ
- ビデオカメラ
- マルチトラックレコーダー
- マイク
- ミキサー
- エフェクター
- ジングル用音源
これらは当時、非常に高価でどんなに夢見ても全て買い揃えるのは困難でした。
さらにそれは単純にコンテンツを制作するまでの機材に過ぎません。
それをどこで配信するのか?となると、資金力がなければ夢のまた夢でした。
今ではyoutubeがテレビです。
そして僕は自分の番組を持っているのです。
ポッドキャストがラジオです。
そして僕は自分のラジオ番組を持っているのです。
その必要な作業の全てを、スマホ一台で完結しているのです。
今、それは当たり前ですが、それはかつては途方もない資金と作業を要したのです。
一人では到底無理でした。
その信じられないような事実をありがたく受け止める、そうするとスマホの真のポテンシャルを引き出せると思いました。
なぜなら、使い倒さなきゃジョブズに申し訳ないと思うほどだからです。
つまり、暇つぶしの道具として使うのはもったいない、と吹っ切れたからです。
自分にとって本当に価値を感じる機能にのみ、フルコミットする。
それが依存症から遠ざかり、尚且つ、高価なスマホの価値をフル活用する秘訣です。
これは実際にやってみて、本当に感動した事です。
カルニューポートも同じくそれを指摘してましたが、やはりやってみないと分からないと思います。
「デジタルミニマリスト」超おすすめです。