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    雨が教えてくれる事

    3/1/2020

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    たまに雨降りもいいなあ、なんて思う事がありました。
    でも、今読んでいる「人生で大切なことは雨が教えてくれた」ドミニク・ローホー著のせいで、大好きになりそうです。
    彼女の他のどの本よりも、際立って深い洞察力を感じます。
    ​
    たまに降る雨は、気分が重く、塞いだり、スローダウンしたり、いつもとは違う感覚を味わわせてくれます。
    それをどう捉えるか?が分かれ道です。
    どうにも気分が乗らない時、それを良しとして、逆手にとってその感覚を楽しむのです。

    昔、失恋して何年も塞ぎこんでいた頃、雨が好きになった事があります。
    雨のおかげで世界が全てグレーになるからです。
    自分の感情に同化し、心に沁みるようでした。

    ウエス・モンゴメリーのイージーリスニング系のアルバムや、ポール・デズモンドとジム・ホールのアルバムが、当時の雨フェイバリットとなりました。
    「雨のハーバーブリッジなど、何の魅力もない」と最初思っていましたが、そのサウンドトラックのおかげで、フランス映画のクールさを楽しむようになりました。
    おかげで自分を客観視でき、心に落ち着きを取り戻し始めた感じがしました。

    今は感謝な事に毎日幸せですし、できれば毎日晴れがいいなと思います。
    同時に今求めているのは、「深み」なので、雨の愉しみを味わうのもいい、とこの本を読みながら考えるようになりました。

    「ものの哀れ」とか「幽玄」などの表現は、雨を思う時にしっくりくるのだと、知りました。
    「今を深く、ゆっくり」味わいたいのであれば、雨降りがいい機会となりそうです。
    雨の朝、エンジンがかからない時、いつもと違う事をするのもいいでしょう。

    僕は雨降りの朝一番、たまにスタバに寄る事があります。
    客もおらず、グレーな田園風景と、行き交う車、ガラスを撫でて行く水滴を、ぼんやり眺める事があります。
    「スローライフだなぁ…」とジャズのテナーの音に、一人浸ります。

    エンジンがかからないなら、敢てさらにスローにしてやるのです。
    そうする事で自分の状態を客観視し、落ち着いて、スタートに踏み込めます。
    「別に急ぐことはない」と自分に言い聞かせながら、行くのです。

    そんな感じで、スローを楽しむように努めています。
    これが結構身体と心に効くのです。
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