量と質の問題は僕の悩みでした。
なぜなら質がなければ誰にも気にしてもらえないと思うからです。
しかし量をこなさなければ、質は生まれてこない事も知っています。
質を求めると、時間ばかりが過ぎてしまう恐れがあります。
最高の追求により、もちろんベターなものになります。
アップル製品の場合、ジョブズの冷酷なまでのダメ出しが有名です。
しかし僕は、質の追求は好きだけれど、企業と個人とは違う、と思うようになりました。
一人の場合、何役もこなす必要があります。
それで矛盾の中で苦しみ、先が見えなくなり、迷路にハマります。
ハードルを低くし、量で勝負する方がいいと思うようになりました。
正直さや、自分らしさを大切にし、外見上の質や数字などの結果を問わないようにしました。
結果は、何年もやり続ければ出るものです。
今ほどインスタントな成功が得られる時代はありません。
また全ての人に機会が与えられています。
しかし流行の過ぎるのも早く、成功が失敗を招く事もあります。
それが問題なのです。
経験もないのに、成功の公式を買ってその通りにやればいい、という時代です。
つまり騙しです。
僕は感謝な事に、色んな経験があります。
だからその人生経験をシェアできます。
その分、普通にやった方がいいと思います。
それでトピックはランダムですが、毎日ブログやhkradioで発信しています。
ブログは1年4か月、hkradioは4か月に継続しています。
振り返ると、コンテンツのコレクションがあります。
例えば、ミニマリズムについてのサイトを作るだけの記事も出来ました。
その中のベターなものを選び、書き直し、質の良いサイトをやろうかと考えてます。
ギターがメインなのはもちろんですが、そういう事にも繋がるわけです。
僕にとってギターのブログは聖域でありたいです。
好きなようにやり、自分らしさを貫きたいです。
そうするために、他の事もすべきかなと考えてます。
一握りの人だけが、僕のギターブログに価値をおいて下さり、その事に感謝しています。
以前は、どのように大きくしていけばいいかと悩んでました。
しかしそれは自分らしさの妥協、平凡なコンテンツに成り下がるリスクがあります。
僕はコンテンツに絞り込みをかけました、その結果、数字はどんどん悪化しました。
それはとても辛く、不快で、不安なものでした。
ただそれで押し通してしまうと、自分も慣れてしまうものです。
「好かれよう」と考えなければ、楽です。
それより「これは自分らしさの表れか?」と考える方が気持ちいいです。
それでいてフォローしてくれる人が、わずかでもいるわけです。
僕の本音、本当の姿に価値を感じて下さっており、その人たちこそ本当に大切にすべきです。
だからギターを聖域とすべく、他のサイトも始めようと思います。
それも毎日ブログを書いているからできるわけです。
量をこなして初めて、選択できるようになります。
以前にも何度か「全てを傑作には出来ない、駄作をどれだけ作るかが問題」セスゴディンの言葉を引用しました。
つまり時間をかけて、自分のヴォイス(声、言いたい事)、ベターなものを発見していくのです。
毎日コツコツ自分を出し続けるのがカギです。