昔は色んな事をやろうにも、大きな壁がありました。 仲介屋です。 音楽、出版、テレビ、ラジオ…どの業界にも、ゲートキーパーが立ちはだかっていました。 彼らのせいで、日の目を見なかった本、歌詞、曲、才能、それらは本当に駄作だったのでしょうか? 選んでもらえなかった=結局自分には才能が無い、と諦めた人も多いと思います。 でも、もうゲームのルールは変わりました。 No one is going to pick you. Pick yourself. - Seth Godin 若い人にとってテレビとはyoutubeであり、テレビはラジオみたいに時代遅れのメディアになりつつあります。 仲介屋(テレビ局、レコード会社や出版社、その他)のパワーは右肩下がりの一方です。 子供達にとって、本を出版、自作の歌を販売、youtubeチャンネルやポッドキャストを始めるのは、誰でも自由に出来るもの、と言う感覚になるでしょう。 仲介屋が自分を認めてくれるのを待つ、それは昔の話になりつつあります。 認められる=長い待ちリストから都合の良い人になるべくして待つのか? それとも新しいメディアで自力で自由にやるか? 僕はアマゾンから電子書籍「CAGED SYSTEM & MORE」を出版しました。 誰かから依頼を受けた訳ではありません。 自分で自分を選びました。自分で自分に依頼したんです。 やってみて、誰でも出来るくらい簡単だと思いました。 しかも無料で出せます。それに印税も70%もらえます。 アマゾンはまさにゲームチェンジャーとなりました。 売れるか、売れないか?じゃなくて、門は誰にでも開いています。 原稿やデモを送って門前払い、でなくそのまま販売できるのです。 しかも搾取されずに。 テレビに出演できる事は未だに価値がありますが、お金はすでにテレビからyoutubeにシフトしています。 未だにテレビを観る人はいても、CMを観る人はいないからです。 仲介屋のパワーはもう落ちる一方です。 子供達には仲介屋の存在すら頭に無いでしょう。 「タダで何でも出来るのに、なぜやらないの?」 これが彼らの常識となります。 我々は昔のゲームのルールでものを考えてしまいます。 仲介屋に選ばれた特別な人しかできない、と言うルール。 もうそれはゲームオーバーで、次の新しいゲームが始まったのに。 子供達は新しいルールで活躍します。 何でもやりたい事をやればいい、と言うルールです。 昔のゲームのルールを決めたのは仲介屋です。 でも今のゲームでは彼らは退場を余儀なくされ、参加すらできない無力な存在となりました。 搾取は終わりです。 ちょっと言い過ぎかも知れませんね。もう終わってるのに、まだ必死にもがいてます。 で、彼らが生存するか?なんてどうでもいい… 「じゃあ、(あなたは)どうする?」 神様はあなたに成功して欲しいなんて思っていない、ただ挑戦して欲しいだけ - マザー テレサ コメントの受け付けは終了しました。
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