悪い感情を放っておくと、溜まっていきます。
汚い部屋のように、どこから手をつけたらいいか分からなくなります。
溜め込まず、捨てたり、整理するべきです。
その際、感情を言葉で表現すると良いそうです。
僕は嫌な感情について、漠然とした印象しか持ちませんでした。
「感情の整理」が上手い人のリラックス術 -和田秀樹 には、嫌な感情が具体的にいくつかの言葉で表されてました。
誰もが思い浮かぶ嫌な感情です。
でも、これ以外にも…
これらの言葉は知ってました。
しかしそれらの感情を抱く時、果たして自覚していたか?
漠然と重苦しい、嫌だなぁと感じていただけでした。
より正確な言葉で表現するだけで、客観視する助けになります。
問題を定義出来るだけで前向きになれるものです。
実際に試したところ、モヤモヤが晴れる感じです。
感情が若干クールダウンするのを実感できました。
漠然と、正体不明で放って置くのはいけません。
自分の感情のみならず、相手の悪い感情や態度もです。
なるべく正確に表現すると良いです。
- イライラ
- 目を合わせない
- 言葉尻を捕まえて問いただす
- 無表情な応対
漠然と「なんか嫌な感じ」だと、何が嫌なのかがはっきりしません。
嫌なところを定義する事が大切です。
仕事では問題の定義は大前提と分かるのに、自分の感情や人間関係になると、意外にも意識してなかったと思います。
嫌な感じ、と言ってしまうと、「いいか、悪いか」「好きか嫌いか」になりがちです。
自分でも相手の事でも、それだけで表現するのは正しくありません。
なぜなら自分でも相手でも、必ず何か優れた所、分かり合える所、があるからです。
それを探し、フォーカスする事が大切です。
悪い感情、態度を細かく表現しなければいけません。
単に良い所だけを見つめるべき、と言っているのではありません。
自分の感情を整理するには、良い面だけを見てあげるだけでは足りない、とも言えます。
嫌な人、苦手な人は全部が嫌に思えてしまいます。
しかし、実は誰でも嫌な部分があり、好きな部分があります。
その比率が違うだけです。
それくらい分かりそうなものですが、ネガティヴな感情の時は、特に意識すべきだと思いました。
嫌な感情は出来る限り、細かく正確に表現して、そこが嫌なだけであり、他のいい所に注目します。
自分も相手も、そう大して悪くない、そんな嫌な奴じゃないんだ、と思えるように。