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Pain killer

9/30/2018

 
腱鞘炎になり、手を休ませる事の大切さを知りました。
また腫れて傷んでいるところが、問題の元でない事も。
痛み止めは痛み止めに過ぎないと。
知らないと揉んでしまったかも知れません。
問題と結果の因果関係が分かると、無知の恐ろしさが分かります。
僕の場合、通訳仲間がマッサージ専門学校の先生でもあり、助けられました。
メンテナンスをしっかりやらないとダメだと知りました。
気持ちはまだ10代だとしても、肉体は労わってあげないといけません。
最近は筋トレに加えて、ストレッチもしてます。
柔軟性はギタリストにとっても重要だと思います。
変な姿勢で長時間弾きますから。
だから練習と言っても、練習だけでなく、メンテナンスの時間も含めるべきです。
それも練習の一部、しかも大切な役割を果たします。
​長い目で見れば、本当にそう思います。
そう思えるようになったのは歳をとったからでしょうね。 
練習し過ぎが問題ではなく(実際に長時間してません)メンテナンスをしてなかった事が問題だったのです。
間違い、過ちを犯してしまう、でも自覚がない事が多いです。
失敗から学べと言いますが、実際は難しいと思いました。
その結果を刈り取りながら、考える機会は与えられますが、なぜ失敗したのか?をよく理解出来ない場合が多いからです。
だから失敗を繰り返します。
僕も身に覚えがあります。
何度か繰り返したのち、問題の根を見つけないとだめだと分かりました。
でも問題だと思っている事が、問題の根っことは限らない。
痛い部分は結果です。
痛み止めは問題の解決になりません。
痛みの原因を見つける必要があります。
​そうすると遡って、全然関係ないような所に辿り着いたりします。
僕の腱鞘炎は、痛い所ではなく、繋がっている部分が硬直している事が原因です。
だから痛い所を薬で治しても、また繰り返します。
ギターでも同じです。
なぜアドリブが出来ない?
色んな理由が考えられますが、具体的でない理由だったりします。
例えば、よく音楽を聴いてないから。
ギターの練習をすれば良い、と思いがちですが、そもそも音楽のインプットが足りなさ過ぎるという根本的な問題があります。
僕は昔ジャズのラインを弾いても、それらしく聴こえなくて苛立ってました。
何年も経ってから、それはインプットが足りなかったんだと気づきました。
自分の中にメロディがなければ、出せません。
自分の中でジャズのイントネーションで鳴っているメロディがなければ、音符の羅列でしかありません。
フレーズ集など意味がない、というのはそういう意味では正しいです。
それはやはり沢山聴くしかありません。
ジャズっていいなあ、あんな風に弾けるようになりたいなあ、だけでやっても難しいです。
英語が話せない、それも同じだと思います。
話す前にインプットが圧倒的に足りない場合が多いです。
読むのではなく、聴く事が大切です。
読んでも正しい音で認識する事が出来ないからです。
だからフレーズ集など意味がない、というのはその意味では正しいです。
そして書くのではなく話す、です。
もっと上級者で、インプットもテクニックもある、でも何かうまく行かないという事もあります。
それはエゴが原因という場合もあります。
性格が、動機が人を圧倒させたい事だけに集中していたりすれば、共演者(会話の相手)たちはそれを感じ取り、いいフィーリングが得られなかったりもします。
コミュニケーションという視点が欠けていると、難しいです。
問題の根っこは人それぞれ違うと思います。
試行錯誤を繰り返すか、専門家に見てもらうかのどちらかです。
ギターの場合、試行錯誤でもいいです。
遠回りした事も全て何かの肥やしになるでしょう。
でも健康に関して言えば、取り返しのつかない事になる前に手を打ちたいものです。
ただし、専門家と言っても、医者が痛み止めしかくれない場合、逆にカモにされている事を知っておきましょう。
ギターの先生でも、問題の根(多くの場合、それは自分の興味とかけ離れたすごく退屈な事)に言及しない場合も同じだと考えていいでしょう。
だから一時的な痛み止めはよく売れます。
痛くなったらまた買うから。
違うところが痛めば、またそれを買い求めます。
それは一時的に効くから。
でも問題の解決にはならず、かえって別の問題を作り出している事にも気づきません。
それは(ビジネスでは)良いパターンなので、(ビジネスする側は)気づかれたくないところでもあります。

​問題の根を探し、見つけたらラッキーです。
でも現実的に、大抵の場合、謙虚になる事を迫られます。
そこでもまた道が分かれるところです。

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