失恋直後で傷心のウォーキングでした。 デニムジャケットのポケットに手を突っ込んで、歩いていたんです。 呆然とした姿が、すれ違う車の目に留まります。 気が塞いでいたので、そんな事どうでもよかった。 そして舗装されてない坂道にさしかかり… 不覚にも、木の根っこにつまづいてしまい、とっさに手を抜こうとしました。 が、手が抜けません。 時すでに遅し。 バランスを崩し、もがきながら、顔面から地面に突っ込みました。 痛かったし、無様この上なかったです。 隣は車通りの多い ミラーストリート(ノースブリッジ)でした。 変なアジア人が顔から転んで怪し過ぎる、とオージーたちがあざ笑っていた事でしょう。 そのあとしばらく、失恋の苦しみを忘れる事ができました。 体の痛みの方が緊急だからです。 こんな感じで悩んでいた自分がバカらしくなる事があります。 それは悩みよりもっと緊急だったり、深刻な状況に直面した時です。 例えば、家族の死とか。 「あーあ、失恋で悩んでいた俺はまだ幸せだったな」 という具合になります。 その反対もありです。 例えば、くよくよする事があっても、そのあと好きな人に会う事になっていれば、さほど気にならないでしょう。 「そんな事どうでもいいや」 獲物を追うホルモン(ドーパミン)が分泌されているからです。 悩んだり、くよくよしたくないなら、こういう回避策もあるわけです。 もちろん前者の状況はお断りしたいです。 でも、想像で疑似体験はできますね。 愛する人と死別する、それもむごたらしい最期で…と。 または超悲しい映画を観るのもいいでしょうね。 ただ、そんなイメージをしていると、本当に起こりかねないのでやめた方がいいかも知れません。 反対に、いつも何か楽しみを持つ習慣を作るといいです。 嫌な時も、いつもその先には楽しみが待っている。 そんな毎日を過ごす工夫をするといい、とこちらの本で読みました。 このアイデアは試した事がないので、やってみようと思います。 いやな気分対策だけでなく、いつも何かいい事があれば毎日楽しそうだからです。 楽しみがなければ作ればいいと思います。 食べものでも、睡眠でも、スポーツでも… 自分の為になる習慣に合わせて作るといいですね。 スイーツもいいんだけど、それが癖になると厄介です。 それよりはステーキを食べるとか。 夜更かしして映画を観るより、超早寝する。 友達と卓球に行くのもいいかもです。 卓球なら季節や天候、年齢関係なくできますし。 なければ作る、いつまでも出来る事、自分にいい事、と考えると結構限られます。
工夫、クリエイティビティが必要です。 だから面白い、毎日が楽しくなりそうです。 コメントの受け付けは終了しました。
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