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Noise

9/17/2019

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ミニマリズムにこだわるあまり、身動きが取れなくなるのは好ましくありません。
僕の考えでは、嫌なノイズをカットできればそれで成功です。
全てのノイズを完全に削除する目標ではなく、いかに良いノイズを保ちながら生きるかが目標だと思います。
全てのノイズを完全に遮断すると、逆に不自然に感じます。
自然の中にはノイズが溢れています。
それは風や鳥や虫の音など、心地よいノイズです。

静寂の中に音は含まれています。
耳を澄ませば聞こえてきます。
それを人為的に削除して(つまり真空状態)しまうと、人は不快になります。

真空状態でなければ、音は溢れているのが自然です。
でもそれは聞こうとしない人には、聞こえません。
ノイズは誰か(何か)が生きている証拠であり、自然の中に住んでいる証拠です。

ノイズを極限に減らし、不自然に生きるのはお勧めしません。
何故なら、自分らしくない生き方を創造するからです。
ノイズが減った結果、自分らしさを得ていなければ、意味がありません。

悪いノイズを減らせば感性が研ぎ澄まされ、些細な事に感動できるようになります。
健康的に生きようとすれば、ノイズを幾分含むはずです。
多少の不便や、モノを揃える必要もあります。

それは良いノイズです。
自炊や生の食材から調理する、それは手間がかかり、調理器具も必要です。
妻と買い出しに行くのも良いノイズ、デートです。

子供と遊ぶ、絵本の読み聞かせをする、それらは良いノイズです。
手で触る事のできるおもちゃは脳に刺激を与えます。
子供は予期せぬ事、要求ばかりします。

自分の思い通りにならない事だらけで、でもそれも楽しいのです。

「減らし続ける事に挑戦」は選ばれた人の楽しみです。
家族と暮らすミニマリストには、家族の人数分だけノイズが増し加わります。
それだけ工夫と挑戦の甲斐があります。

つまり色んなやり方を試しながら、楽しめるわけです。
人が生きている限りノイズはあり、それが気持ちよかったりもするのです。
健康になるため、家族のため、幸せになるためのノイズかどうか吟味しつつ過ごせばいいです。
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