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hitoshi kawai

Experiences & Experiments

Niche

3/1/2019

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シドニーで日本食のテイクアウトのお店を10年やってました。
1996年、巻き寿司ブームの始めの追い風に乗ってスタートしました。
しかし、3年目になるとコピーとも呼べない店が乱立し始めました。
それは韓国人経営の店でした。(特別韓国人を差別するつもりで書いていません。よろしくお願いします。コピーする人全てです)
目の前に同じタイプの店をオープンするのです。
20mくらいしか離れてない所です。
もう一軒、またもう一軒と韓国系寿司屋がオープンしました。
センターキッチンから配送される、粗悪なものです。
どうせオージーには質は分からないし、どうでもいいのでしょう。
彼らは値段を安く設定し、前日の売れ残りを翌朝販売してました。
テイクアウトは客が購入した後、どんな行動をとるか分からないので、可能な限り新鮮でなければ危険です。
前日の売れ残りを売っていたなどという事は知りませんでした。
うちは朝は7時すぎから少しずつ求める客にだけ販売していました。

「これって今日のやつ?」
いきなり変な事を訊かれて戸惑いました。

「当たり前ですよ、なぜそんな事を訊くのですか?」

「あそこの店では残り物を売ってたから…」
僕は腹が立ちました。

「想像すらできませんよ、そんな事をしているのですか?信じられない」

オーストラリアの法律は厳しく、商品を陳列するのに、5度以下で冷蔵しなければいけません。
当然シャリは硬くなります。
​だから質を保つためには売れ行きを見ながら、かんばん方式で作るしかありません。
しかし韓国系の店は朝10時ごろに、夜中から作った商品をセンターキッチンから配送された商品を陳列しておしまいです。
10年目には店の周りに韓国系のお店が、半径100m圏内に、8軒あったと覚えてます。
嫌な思い出はそれだけではありません。
​うちはあるカフェと提携していた時期が何年かありました。
カフェの一角に、巻き寿司スタンドを作って、スタッフを送って販売してました。
それが軌道に乗った頃、またもや韓国人が店の目の前に同様の店を作りました。

「どうせオージーは味は分からんし、粗悪でも安けりゃ買うでしょ」

それが唯一の戦略です。

「自分の国のもので勝負しろよ、せめて少し離れたところでやれよ」

と思いました。
みんながやっている事を、より目立つようにすれば売れるのは分かっています。
または売れている人が、売れてないけれど良いものを出している人から盗んで、自分のものであるかのように振舞います。
コピーだろうが何だろうが、仁義なき戦いです。
そういうマーケットです。
でも、ニッチに絞れば、誰も構いません。
卑しい、不毛な戦いなど避けて、自分の信じる事を貫けます。
そういう価値観、生き方の方が幸せに思います。

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