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Nice people

4/30/2019

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アメリカではリドンドビーチに住んでいました。
今やアメリカで最も物価の高いエリア(Wikiペディアによる)だそうです。
そんな良い所だったとは、ラッキーな気分ですが、僕の価値観はちょっと違います。
19歳半ばでビーチライフ、贅沢三昧な生活をしました。
でも一方で、罪悪感とホームシックにいつも悩まされました。
​
「両親が働いて仕送りしてくれるのに、こんないい生活をしていいのか?」
最初の2年は兄と一緒に住んでました。
でも、両親、友人にこの贅沢をシェアできない事に、寂しさを感じました。
学校で評価されたりして、有頂天になっても、その場にいない家族、友人を常に思うのです。
人生どんなに頑張って「成功」といえるものを手にしても、心から一緒に喜んでくれる人がいなければ、何の価値があるでしょう。
自分だけが勝利の美酒に酔いしれる…ちょっと虚しいです。
​「一人だけハッピー」というのは有り得ない、とこの体験から学びました。
シドニーでは、ノースショアという地域に住みました。
同様に高級住宅街でした。
しかし家族が一緒だったので、心境は全く違いました。
快適な環境を両親は楽しみました。
僕にはそれが嬉しかったです。
シドニーでは忙しく、重圧もあったものの、アメリカでの寂しさは全くありませんでした。
面白いのがブラジルです。
(日本と比較すると)貧しいエリアに住み、辛い生活と思うかも知れません。
確かに質素な生活ではありました。
でも、僕は物質主義者ではありません。
だから生活レベルはあまり関係ないと分かりました。
家族のように温かい人たちに囲まれ、ホームシックに全くかかりませんでした。
現在は日本の田舎でスローライフです。
コントロールが効く範囲内で、プチミニマリストです。
ブラジルの経験を通して、「あまりモノは関係ない」と悟ったからでしょう。
家族や友人に囲まれて、楽しく過ごせて感謝です。
それだけでなく、ブログやポッドキャスト、youtubeなどでも色んな人と絡む事が出来て充実しています。
​色んな場所で生活した経験から、自分には「良い人たち」が必要だと分かりました。
アメリカでも、ホームシックにかかったとはいえ、良い友達、良い先生のおかげで、感謝な思い出があります。
シドニーでも、音楽関係、教会関係の友達のおかげで良い思い出があります。
ブラジルはいうまでもなく…先週も88歳のセニョール オノフレが電話をくれました。
色んな人に会いました。
もちろん悪い人たちにも。
それらの経験の全てが僕の財産です。
そう思うと、いわゆる旅行はそんなに好きではありません。
ただ観光するより、その土地の人と親しくなりたいのです。
ある程度そこに滞在し、交流がなければ無理です。
ここにいても「良い人」だと思ったら、付き合うように努めます。
外国に行かずとも、「良い人」はいます。
モノが必要なのではなく、僕には「良い人」が必要なのです。
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