知り合いが某有名アパレルブランドで働いていたので、色々教えてもらいました。
中国の工場のラインで、同じ素材を使って作られた服が、最後にどのロゴがつくかで、¥15000のTシャツになり、¥750になるかが決まるそうです。
それだけ。
他は全く同じ。
ロゴが違うだけ。
名前には力があります。
それはブランドであり、イメージです。
実体があるかと言うと、掴みにくいです。
全て名前で決まります。
そのイメージを買えば、そのブランドを使うモデル、広告などに使われるイメージがその人のものになるからです。
そのイメージで見てくれます。
ステイタスを買うわけです。
それを買うくらい金に余裕がありますと。
それを買うために必死に働いて優越感を買う人もいます。
その優越感はブランド名によるものです。
その名前に対して、賛辞を送るのです。
その名前を取ったら、誰かあなたに価値を与えるでしょうか?
逆にその心理を利用する事もできます。
ビジネスではブランドは使えます、ステイタスを醸し出します。
ちょっとした信用を勝ち取ります。
第一印象はイメージに金を費やすのが簡単です。
どんなに良い商品でも、ボロの服を着て営業したら信用して貰うのが難しいです。
逆に言えば、センス良くブランドを用いれば、詐欺であっても一歩先に進めます。
人を外見で判断してはいけない、と言うものの、ブランドは人を騙す力があります。
その力に頼るか、利用するか、無視するか…それは状況によるでしょう。
でも、見る側は、その名前を外す必要があります。
最悪の場合、詐欺師かも知れないし…
ブランドは幻想です。
ただのイメージに過ぎません。
軟弱な時代のお遊びに過ぎないと言いたいのです。
ところで、あなたの名前にはそんなに価値がないのでしょうか?
語れるストーリーが何もないのでしょうか?
僕は全ての人が語るべきストーリーを持っていると信じています。