ブラジル人の生活にとって、サッカー、バレー、カフェ、バーベキューは切っても切れません。
それらが無ければ人生とは言えないほどでした。
どの層の人にとっても当たり前なのです。
サッカー、バレー、カフェ、バーベキュー…日本人もします。
場所や道具やファッションが洗練されていて、お金もかかります。
ブラジルの場合は、かなりラフで日本のそれとは程遠いものでした。
足りないものだらけ、でも工夫して楽しみます。
すごく温かくて、陽気なアミーゴたちでした。
お金もなく、シンプル極まりない毎日でした。
それが僕にとっては最高に幸せを感じるものでした。
単純に素直でいられる…日本では得ることのできない日々だったと言えます。
純粋な楽しみのためには、高価なウェアとか、シューズ、グッズとか要らないんです。
日本人は工夫するのに長けています。
車でも何でも工夫し、ベターにしてしまいました。
今はモノが溢れた上、何をベターにしたらいいか分からないほどです。
敢えてモノの無い状態にする、減らす、不便にするのもおすすめです。
外国に住むと(不便になってみて)日本のよさに気づきます。
不便にも少し慣れれば、それなりに楽しく住めます。
ちょっとした工夫が生活を楽しくさせます。
助け合ったり、クリエイティビティを発揮するチャンスになります。
ブラジルはモノがない事より、人の温かさの方が印象的でした。
ブラジルの1年は、人生のハイライトの一つとなりました。
当時を思い、ベーシックでわずかなモノを所有し、工夫するよう努めています。
ミニマリストな生き方はブラジルから始まったのだと思います。