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hitoshi kawai

Experiences & Experiments

Mikawa

5/13/2019

3 コメント

 
娘の部活見学に行きました。
僕の母校でもあり、入学式以来、授業参観、部活見学、すでに3度も訪れました。
いずれも嫌な思い出ばかり湧きあがります。
僕は83年に入学しましたが、当時は校内暴力とか、荒れていた…と言うか不良である事が流行っていました。
同じ事をすると安心する日本人は、ワルでもないのにその群れに群がりました。
僕はそれを極度に嫌悪する(死ぬほどカッコ悪いと思う)人間なので、群れる事は断固拒否しました。
そのほか、先輩後輩も阿呆らしいし、体罰、水を飲ませない鍛え方、全てが嫌でした。
野球部の生活は、毎日が苦痛だけでした。
やめればいい、と思うかも知れませんが、当時部活をやめると言う事は、「終わった奴」を意味するほど恥でした。
考えてみると、感謝だったかも知れない事を思いつきました。
あれほど極限にくだらない3年を過ごした事で、「自由」に対する飢え渇きを得たのです。
​「こんなくだらない奴らといたら人生終わりだ」と。
こんなひどい言い方をしてしまい、悪いと思います。
でも、本当はみんなが悪いと言うのではなくて、この地方の文化が嫌いなのです。
三河地方は悪しき徳川家康の呪いが未だに根強いです。
とにかく我慢しろ、耐えろ、です。(これにはいいところもありますけど)
でも彼の政策は「生かさず殺さずがちょうどいい」です。
政府にとって脅威にならないよう、力をつけさせない生き方をさせるのです。
政府に従順であること、それだけを求められます。
個人の幸せなど微塵も考えさせません。
「自分だけ幸せになるなんてバチ当たりだ」と洗脳します。
これはトヨタ系に代表される文化として受け継がれてます。
誰も楯突く事が出来ない、病んでも、会社が悪いんじゃない、自分が悪いんだと思い込ませる…
死人が出ても、再起不能になっても、会社あっての社会だ、経済だと信じ込ませて。
「貴重な中学の3年間を返して欲しい」と悔しくなります。
子供なので何も分からず、先生やシステムの言いなりでした。
しかし海外を色々と見た後、こんな腐った時間を過ごす必要はなかった、と本当に後悔します。
人から何と言われようが、どんな屈辱を味わおうが、あのくだらない部活を辞めれば良かったと思います。
自分で自分の人生を選択すべきなのに、それを押し殺す事だけを洗脳するのです。
でも苦しむほど、自由の国、アメリカへの憧れは強くなって行きました。
アメリカ、ブラジル、オーストラリアで身についた事は、「自分の人生を生きろ」でした。
他人の期待に応える人生、見栄のための人生、そんなものは「生きている意味がない」と。
​「好きな事をしろ」「自分らしくやれ」「自分の生き方を貫け」その精神が普通でした。
吹奏楽部の音楽室からは、我が家がよく見えます。
​娘は部活が苦しくなったら、きっと我が家を見つめるんだろうなと思いました。
でも、今年から日曜日の練習は無くなり、土曜も半日のみとなり、もう苦しい部活では無くなりそうです。

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3 コメント
岩畔
5/13/2019 05:58:05 am

野球されてたんですね、僕と一緒だ。
そしてずっとやめたかっです、大人同士の揉め事もあったしいつも雨降って駐車場にならないかなと思っていました。母校も荒れていました。僕もその時代を越えて今があることに気づきました。そして恐ろしくかわいさんと境遇が通っています。自分のことのようです。笑

返信
岩畔
5/13/2019 07:04:03 am

雨降ってくれないかなでした、なぜか駐車場が入っています、ミスです。

返信
ひとし
5/13/2019 03:36:22 pm

嫌なのにやらされ続けると、それが普通になり、本当は辞める選択肢もあるのに、辞めたら他の事をやって上手くいく保証もないので、と迷って時間だけが過ぎて行く。
これってキャリアを変えられない人も同じですね。部活ってその前段階で、従順になる事を強いるためだったんですね。

岩畔さんは、自分で道を選んで素晴らしいです!

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