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Memories

3/16/2019

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なぜ覚えているのか分からないけれど、鮮明なシーンというのがあります。
誰にでもあるでしょう。
理由がなくても、リアルな体験の記憶として刻まれています。
説明がつけば嬉しいのですが、何も思い浮かびません。
でも、きっとその瞬間は何かを感じていたのでしょう。
僕にはそういうシーンが沢山あります。

工場の手洗い場、泥を練ったような石鹸とその臭いとか…そんなものをなぜ鮮明に覚えているのか?
できればその思い出を辿って、何があったのか知りたいです。

アメリカのゴルフ場にいた野うさぎ、そのゴルフ場に湧き上がっていたガスの臭い、覚えているべき理由が見当たりません。
でも、記憶の中ではとてもリアルな感じを保っています。

その他、どうでもいいとしか思えないシーンや人が脳に沢山残ってます。
記憶だけが自分を形成する訳ではありませんが、紛れもなく自分の一部です。
リアリティを保つ記憶の多くがそういうものだったりします。

でも、面白くもあります。
「別に理由なんかなくてもいいじゃない?」と思う事にしています。
情景だけで、感情がまだ滲み出てきます。

「ああ、生きてたんだなぁ」

とつくづく思う訳です。
特別な事があった訳でもない、そんな日常の瞬間がまだ頭にある事が奇跡です。
それらがまだ僕の中で生きている、何か大切にしたいという気持ちになりました。

そんな事これまで考えた事がありませんでした。
でも「毎日が淡々と過ぎていく、これでいいのか?」と思うようになりました。
以前から、「今この瞬間を感じよう」と意識はしてましたが、おかげで「自分の中にまだ生きている瞬間」をも意識するに至りました。

何だかとてもリッチな気持ちです。
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