マーケティングをかじると、世の中の裏を知る事になります。
人の心理を探るので、悪用すれば儲かるのです。
そこを悪用せずに儲けるのが正道です。
でも常に「他人(マーケット)本位」です。
自分の事はどうでもいいのです。
「マーケットがどうなのか?」だけで動きます。
そのまま進むと、自分が消滅します。
才能とか価値観を押し殺すからです。
上手く行っている時はいいけれど、歯車が狂うと危険です。
情報発信するのに、マーケットをほぼ無視する事にしました。
2年前くらいから、緩やかに始めました。
マーケティングに頼るのが嫌になったからです。
SEO、SNS、eメールなどで良しとされる手法をやめました。
コアなファンだけ残ればいいです。
次第に数字に反映されるようになりました。
マクロで見れば、ミクロな調整はあまり意味がありません。
目標は両方バランスを取る事ですが、最初はマクロに焦点を合わせます。
ビッグゴールがまずなければ、大海原に漂うだけに終るからです。
今はまさに大海原のようで、常に動いています。
マーケティングのテクニックはすぐに変わります。
何かが流行れば、便乗し、わずかな儲けでもいいので、もぎとろうとします。
少し勉強しましたが、移り変わりが激しいので、「やってられん」と思いました。
人の悩みを解決するのは素晴らしい事です。
しかし、儲けるためには、本当に解決するモノを売ってはいけないし、それは売れない事も知りました。
そして人は感情を買うのだと知りました。
だから買う前に、その感情をいかに味わわせるか?が勝負です。
それで悩みを誇張し、その解決法を見せて煽ります。
しかし、人の期待が最高潮に達するのは、買う直前だそうです。
その後は右肩下がりです。
そして次第に忘れて行きます。
買った後に、本当に良かったと思えるものを作らなければいけません。
買う前の期待より、買った後の感動の方が優らないといけません。
それを大衆向けにするのは不可能です。
ターゲットを絞らなければいけません。
だからこそ、最初から興味が一致した相手を探した方がいいのです。
僕のように、本質を捉えて価値を置く人であるできです。
それ以外の人と付き合うと、話が通じずに疲れます。
価値観が違うと、無駄な説明もしなければなりません。
そうすると回りくどい説明になり、同じ価値観の人にとってストレスになります。
以前は、みんなに分かってもらいたい気持ちと、昔からのフォロワーを大切にすべきだという気持ちの狭間で悩みました。
でも、今は幾分吹っ切れてます。
悪い数字に見慣れてきたからでしょう。