「
脳を使う事が大切だ」とMark Sissonはいいます。
脳も筋トレと同じで使わないと退化します。
認知症になる可能性がこれから増大すると言われています。
コンピューターが主流となって以降、漢字を忘れるようになりました。
僕は15年海外で暮らしていたので、そもそも日本語を書く機会がありませんでした。
よって読む事は出来ても、書くことができません。
これからもっと酷くなるでしょう。
スマホは文字やフレーズの候補を瞬時に示してくれるからです。
完璧に把握してなくても、選択できるほどの把握力でいいからです。
つまり脳はそれくらいの能力しか使わなくなります。
便利ですが、それに慣れると退化します。
退化の結果、認知症を招きます。
僕はいつもノートに何かを書くようにしてます。
アイデアを書きとめて、またそこから発展させて、また書きとめます。
漢字を思い出せず、嫌な思いをしながらも、やってます。
5年以上続けてますが、脳のトレーニングを意識してきませんでした。
年齢とともに脳の退化を感じるので、これから意識していきます。
日々やっている事なので、きっと効果はあるでしょう。
またマークは「本を読め」といいます。
ポッドキャストやオーディオブックなど、人が読んでくれるコンテンツは素晴らしいです。
けれども、文字から想像を駆使して映像化し、理解するのは骨が折れる作業です。
脳はそれだけ鍛えられます。
考えて見れば、僕がebookを書くのも同じです。
動画の方が分かりやすいかも知れません、しかし自分が理解しようと努める必要が生じる書籍の方が結果に差がでると思うからです。
確かに分かりやすいほうが、便利なのです。
しかしどれだけ記憶に残り、自分の血肉と昇華できるか?となると、単純な問題ではありません。
自分の経験や知識を、フル稼働させるように仕向けられた方がいいのです。
知識、情報だけなら所詮他人事です。
自分との接点を促さないものならば、時間の無駄です。
動画を観て、分かったような気になっておしまいです。
僕は動画、ポッドキャスト、本から情報収集しています。
もう少し本の比重を増やした方がいいと思いました。
そしてじっくり時間をかけて読むつもりです。
実は僕が特に脳の退化を感じたのは、本を読む時です。
字を追ってはいるけれど、頭に入って来ない、思い出せない事がよくあります。
目で文章を眺めているだけで、他の事を考えている、という恐ろしい状態によくなります。
これはSNSのせいかも知れません。
集中力が著しく低下し、記憶の落ちてしまっては、つまり「ただのバカ」という事です。
集中力が低下するとはすなわち、一つのアイデアをじっくり噛み砕いて、深く理解出来ない事を指します。
浅い理解しかできず、記憶もおぼろげ…もう終わってます。
これでは人間としてまずいので、僕はこれからストイックに努力しようと思います。
脳と体を努めて動かすようにします。
僕は元来ナマケモノですが、これからは努力家になろうと思います。