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hitoshi kawai

Experiences & Experiments

ライル・メイズ (1953-2020)

2/13/2020

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大好きなピアニストが亡くなり、悲しいです。
ライル・メイズの功績はこれから正しく評価されていくでしょう。
パット・メセニーグループの音楽が真にユニークで、進化成長し続けられたのは、彼の偉大な才能によるものだったと。
​
パット・メセニーグループを初めて聴いたのは、1990年です。
ジャズを紹介してくれた、クリント・エリスという友人から、テープをもらいました。
初期のアルバムに特別な思い出があります。

抒情的で、あのような音は初めて聴きました。
春の朝もやがかった田園風景、幼い頃住んでいた家の周りの景色が、目の前に広がるのです。
聴いていて、なぜか懐かしい気持ちになるのです。

それは当時アメリカで一緒に住んでいた兄も、そのテープを一緒に聴きながら、全く同様の景色を感じていたのです。
すごく不思議な体験でした。
なので初期のアルバムから大好きになりました。

ライル・メイズのピアニストとしての演奏も好きです。
"San Lorenzo"や"Epic" で、初めてピアノソロというものに感動しました。
そして"James"や"Are you going with me ?"や"Minuano" など、大好きな曲はみんな彼がムードをセットアップします。

「パット・メセニーグループのサウンドは、ユニークなものだ」と誰もが言います。
イントロだけでそれと分かる多くは、ライル・メイズの音です。
彼の繊細な音の作り方、演奏などが、パット・メセニーのギターが入らずとも、あの雰囲気に引き込むのです。

もうあれが聴けないのは寂しいです。
実は、このところ何年も敢て聴かないように努めていました。
聴くとどうしても、自分の演奏に何かしら出て来てしまうので、封印してます。

追悼の意を込めて、夕食と風呂の時間に久々に聴きました。
何とも言えない、あの情景がやはり浮かんできます。
子供の頃のものと、あとアメリカ時代の景色も滲んできます。

カレッジに登校する時、Pacific Coast Highway を走りながら、カーステのテープでよく聴いたものです。
”Are you going with me ?" や "Have you heard ?"などは、僕のアメリカの風景でもあります。
初めて聴いたクリントの家や、僕が住んでいた家なども…

たまらなくなって、先ほどクリントにメッセージを書いてしまいました。
​
「久しぶり、元気?ライル・メイズが亡くなって、とても悲しいよ。僕に彼の音楽を教えてくれて、本当にありがとう」

悲しいけれど、彼の音楽を知る事ができて、僕の人生はとてもリッチになりました。

​本当に感謝です。

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