子供にミニマリズムをどう教えたらいいか?
実はこのトピックは、僕もまだ経験がありません。
そこで僕の好きなミニマリスト、ジョシュア ベッカーから学ぶ事にしました。
そもそも我々がモノを処分するきっかけとなったのは何でしょう?
「モノにうんざりしたから」「モノが自分を幸せにはしてくれないと悟ったから」など色々あるでしょう。
すでに十分に「所有する」という経験をした後の結論です。
しかし子供はどうでしょうか?
まだ10年も生きていない、自分で買う事もできない子供に、十分な「所有」という経験があるでしょうか?
「捨てたくなるほど所有した経験はない」でしょう。
その点からすると、我々大人はずるいです。
子供の目線で考えるべきです。
だから子供はまず所有すべきなのです。
ジョシュアも「まず自分の所有物から始めなければならない」と教えています。それから自分の行いを見せる事で、学ぶように仕向けます。しかし、一方でミニマリズムの考えを知ってもらう事も有益です。
ジョシュアは、持ち物を減らす事で得られる利益をしっかり説明すると言います。
以下のようなポイントです。
モノを減らす事で得たこれらを、どう使うかを考えるようにと。
そして子供にも片づけは教えます。
その上で、物理的な制限を加えるといいます。
制限あるスペースの中で、自由に所有して良いという考えです。
「モノをいくらでも所有して良い、ただし○○に収まる範囲内で」
「制約の中での自由」という考えは大切だと思います。
そうでなければ、節制のない大人になりそうです。
「子供には制約を設けて、その中で選択させるべきだ」とジョシュアは教えています。
子供に対して、「要らないものをとにかく捨てろ」ではいけないという事です。