hkblog
  • Blog
  • support
  • Podcast
  • Guitar
  • About me

Homeless

1/25/2019

0 コメント

 
アメリカに住んでいた頃、よくCarl's Jr.というバーガーショップで食べました。
家から最も近かったからです。
ダブルウエスタンチーズバーガーが好きでした。
そこでよく見かけたのはホームレスです。
店に入ってきて、奥の方に行って座ってました。
あまりジロジロ見るものではない、と気にしないようにしてました。
当然セルフサービスなのですが、店員がトレイにミールを乗せて運んでいます。
追って見ると、なんとホームレスに差し出しました。
最初見た時は驚きました。
​また、少し混乱しました。
「なんて優しい国なんだ」

「これに甘んじるからダメなんだよな」

2つの思いがぶつかりました。
同じ敷地には、ウィンチェルズドーナツがありました。
日曜日の朝によく、教会の礼拝後のお茶会のためにドーナツを買いました。
朝食がわりに、ホームレスがコーヒーとドーナツをもらってました。
これも最初見た時は驚きました。
次第にこの光景は当たり前になりました。
当時のホームレスの多くは、ベトナム戦争の帰還兵だそうです。
戦争の恐怖のトラウマ、帰還したら奥さんがいなかった、などでドラッグにハマってしまったり、鬱になってしまった人たちだそうです。
それを知り、考えを改めました。
1990年当時は、まさにそんな状態でした。
70年代始めに帰国した兵士たちが壊れていき、這い上がれないまま時間が過ぎた感じでした。
忘れ去られた人たちです。
そこにさらに不景気が追い討ちをかけました。
でも、そんな空気の中にも優しさを見る事が出来ました。
ホームレスのためにバーガーを運ぶ店員も、最低賃金で働くメキシカンの少女です。
僕の住んでいたエリアは安全で快適でした。
そんな中でも色んなストーリーが入り混じっていました。
みんなそれぞれの人生を生きてました。
0 コメント



返信を残す

アマゾンで買い物する
楽天市場で買い物する



    メール送信はこちら
送信
過去の記事へ
クリエイティブコモンズに基づいて次から使用された写真: Thomas Geiregger, kertojanaani.fi, 305 Seahill, simplicityhunter, 305 Seahill, mrhayata, Kanesue, Courtney Emery, Mariam Marie, upslon, Olivier Bruchez, Ivan Radic, pratiproy, simplicityhunter, *PaysImaginaire*, Tom Marcello, Simon_sees, Kirt Edblom, Eli K Hayasaka, Bengt Nyman, InSapphoWeTrust, lorenkerns, plindberg, bernhard.friess, richzepol, Historyworks Photography, mrhayata, faungg's photos, ☻☺, coniferconifer, anonimus17, Supermac1961, Pawel Maryanov, Supermac1961, Jamie Smed, It's No Game
  • Blog
  • support
  • Podcast
  • Guitar
  • About me