アメリカに住んでいた頃、よくCarl's Jr.というバーガーショップで食べました。 家から最も近かったからです。 ダブルウエスタンチーズバーガーが好きでした。 そこでよく見かけたのはホームレスです。 店に入ってきて、奥の方に行って座ってました。 あまりジロジロ見るものではない、と気にしないようにしてました。 当然セルフサービスなのですが、店員がトレイにミールを乗せて運んでいます。 追って見ると、なんとホームレスに差し出しました。 最初見た時は驚きました。 また、少し混乱しました。 「なんて優しい国なんだ」 「これに甘んじるからダメなんだよな」 2つの思いがぶつかりました。 同じ敷地には、ウィンチェルズドーナツがありました。 日曜日の朝によく、教会の礼拝後のお茶会のためにドーナツを買いました。 朝食がわりに、ホームレスがコーヒーとドーナツをもらってました。 これも最初見た時は驚きました。 次第にこの光景は当たり前になりました。 当時のホームレスの多くは、ベトナム戦争の帰還兵だそうです。 戦争の恐怖のトラウマ、帰還したら奥さんがいなかった、などでドラッグにハマってしまったり、鬱になってしまった人たちだそうです。 それを知り、考えを改めました。 1990年当時は、まさにそんな状態でした。 70年代始めに帰国した兵士たちが壊れていき、這い上がれないまま時間が過ぎた感じでした。 忘れ去られた人たちです。 そこにさらに不景気が追い討ちをかけました。 でも、そんな空気の中にも優しさを見る事が出来ました。 ホームレスのためにバーガーを運ぶ店員も、最低賃金で働くメキシカンの少女です。 僕の住んでいたエリアは安全で快適でした。
そんな中でも色んなストーリーが入り混じっていました。 みんなそれぞれの人生を生きてました。
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