友人が父親を最近亡くしました。
あまりに突然の事で、完全に混乱していました。
いつも困った時は、父親に何でも相談していたそうです。
そしていつも最後の答えは、父親からもらっていたそうです。
色んな事情があり、一筋縄では解決しない状況なので、またいつものように相談したいけれど…
その人生最大のピンチに、頼みの父親が、もういない…
その混乱のどん底で、彼は本当に困ったそうです。
神様を思い出し、そしてこう祈ったそうです。
「主よ、今、どうしたらいいか分からなくて困っています。僕は河合さんのように、あなたと親しく話して来なかったので、あなたの示しがよく分かりません。どうか、僕でも分かるようにハッキリと道を示して下さい。イエス様の名前で祈ります、アーメン」
といい、そのままゆっくりと横たわった瞬間、手元にあった電話が鳴りました。
「大丈夫?」
昔働いていた会社の部下が、10数年ぶりに突然電話して来ました。
彼女はSNSで彼の事を知り、神様の事を色々と話してくれました。
それから1時間ほど話したそうです。
おかげで彼の心は平安になったそうです。
これで全て解決したという訳ではありませんが…
しかし、自分の祈りにすぐに答えてくれた神様に、彼はかつての出来事を思い出しました。
それは、8年ほど前に彼が頸椎の手術をした時の事です。
難しい手術でしたが、無事に終わり、まだ麻酔が残っていて朦朧としていました。
その時、大きな誰かが来て、彼を毛布のようにハグして包んでくれたそうです。
それは何とも言えない、温かくて、気持ちよい体験でした。
最初彼は、きっと牧師さんが訪ねて来てくれたのだと、思いました。
でも、後で牧師さんが来て、彼ではないと分かりました。
さらには、彼は巨漢なので彼を包み込めるほどの人は、まず存在しません。
「天使に違いない」と彼は言います。
僕もその時の事はよく覚えています。
まだ4歳だった娘を連れて、お見舞いに行った時にその話を聞きました。
こんな不思議な体験によって、2度も不安のどん底で彼は平安を得ました。
彼はピンチの時に神様に頼りました。
それで良いのです。
そしてピンチにならなくても、神様と生きるのは、良い事です。
神様は本当のお父さんなので、いつでもあなたと話したいのです。
困った時には、是非、主イエスの名前によって、彼のように祈ってみて下さい。
いや、ピンチを待たず…ちょうど今クリスマスなので、神様にありがとうと感謝してみてはどうでしょう?
それが一番良いクリスマスの過ごし方なのです。