ミニマリストはモノに執着しない…そう言い切れるか?と思います。 執着があるモノもきっとあるでしょう。 中には本当に執着心のない人もいるでしょうが。 モノを「愛機」と呼んだりします。 86年に購入したフェンダージャパンのテレキャスターは、33年も経ちます。 でもまだ愛機と呼べる状態になるには、時間がかかりそうです。 1971年製ギブソンES175は、93年にハリウッドで買いました。 少し「愛機」に近づいてきました。 それでもまだ自分の一部という実感がありません。 94年(確か)に買った、ヴァリーアーツ(ジャパン)のストラトは、教会で弾くには愛機と呼べる感覚に近いです。 自分のタッチに対する、ボリュームやトーンの「つまみ」と、エフェクトペダルのかかり具合、アンプの反応に至るまで、加減を調整できるからです。 これは僕だからこそ出来る事です。 これはまず「音のイメージありき」だからです。 それを表現するべく、ポイント踏まえた道具の使い方だからです。 僕の脳みそ「僕の音色の感覚」をそっくりそのまま持たなければ、不可能です。 このギターはブラジル、シドニーと日本で弾いてきました。 色んな人生のステージを共にしてきました。 思い入れもあります。 「ミニマリストはモノに執着しない」を僕も信じてきました。 でも多くのミニマリストは、若い人たちです。 モノとの付き合いが30年以上ある人は稀でしょう。 「愛機」と呼べるほど、使い込み、魂を入れ、それでなくてはいけないモノ… センチメンタリズムを度外視しても、自分のイメージを具現化するための「愛機」となれば、もはや自分の一部とも言えます。 だとすれば、そんなモノを所有する事自体、感謝になります。 25年とか30年以上付き合って、それでもまだ僕は「愛機」と言い切ってません。 そこに至る前に、モノとの関係が終わっているミニマリストが「執着はない」と言っているのかも知れません。 僕も以前は深く考えた事がなく、執着も感じてませんでした。 でもギターで考えてみると、長く付き合ってお互いをよく知り合わないと、到達できない境地があるのだと。
僕の場合、感謝な事に将来的に「愛機」と呼べるようになるでしょう。 なんだか夫婦のようです。
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