褒める教育が人を軟弱にした…みたいに最近言われるようです。 GRIT - 平凡でも一流になれる「やり抜く力」という本(リンダ・キャプランとロビン・コヴァル著)では、根性論回帰みたいな話がてんこ盛りです。 読んでいて嬉しくなります。 僕は褒める教育は好きです。
しかし僕が住んだ事のある、アメリカやオーストラリアのそれと日本のモノは土台が違うように思います。 なぜなら根底にあるものが違うからです。 神様の愛とか、人間が神の創造による、という考えが日本にはありません。 それが無いのと、あるのとでは全く変わります。 すでに恵まれたメンタル的な土台がある人には、根性とか、厳しさは上手く作用すると思います。 日本の場合、まだ「なぜ生きているのか?」という根本的な部分が全く未解決のような気がします。 そして自殺者が多すぎる事が、「この訳の分からない人生を生きる価値なし」と考える人の多い事の証です。 訳の分からない人生に、さらに厳しさだけを増すと、自虐的な文化になります。 戦後はそんな感じだったのかな、と思います。 軍隊式の教育が残り、いじめや体罰はひどかったです。 とにかく物質的豊かさを求めて、頑張り続けていけたうちは何とかなりました。 しかしバブルがはじけたら、それも行き詰まりました。 今、褒める教育があるのはいいと思います。 そのおかげでせめて前向きに生きれるならば。 今後ジャニーズみたいな軟弱が滅亡して、頑張る人が増えるのを期待しています。 例えば、筋トレとかラグビー熱は嬉しいです。 男が男らしくなるように願っています。 それが自然だと思うからです。 そして「なぜ生きているか?」も知って欲しいです。 そうすれば、やり抜く力も出てきます。
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