退屈に慣れる事、何もしない事を楽しむ事。
脳を休ませるように意識しています。
スマホの時間を減らすなど。
「デジタルミニマリズムが上手く行っているか?」と考えると、現実はまだ程遠いです。
でも変化は感じています。
すごく驚きました。
以前は待つことが嫌いでした。
嫌いと言うよりは、待てませんでした。
時間の無駄に思える事が、許せなかったのです。
例えば、ゴールデンウィークはどこも混雑します。
自分だけなら絶対に外出したくありません。
でも、娘のために混雑しそうな所(
南知多グリーンバレー)へ行きました。
到着するまで、結構な渋滞でした。
そして入園するにも、遊ぶにも、長蛇の列、人、人、人の嵐でした。
僕が最も嫌な状況です。
以前なら、まずそんな所へは行きませんでした。
もしそんな場面に遭遇したら、イライラし、スマホを手放さず、「なぜこんな所に来てしまったのか…」と悶々とします。
「なぜ人はこんな状態でいられるのか?」とキレます。
ところが、昨日はそうなりませんでした。
不思議にも、木々を眺めたり、どんなに待たされても、深呼吸をしたりして、乗り切りました。
イライラしませんでした。
以前なら、すぐに帰りたがったものです。
「もう帰ろうぜ」を連発したものです。
「俺は出口で待ってていい?」と一人になりたがったものです。
たまたま昨日がそうだっただけかも知れません。
そうであったにしても驚きました。
退屈を楽しむ努力をしているせいでしょうか。
「人間変われるもんだな」これまでも色々やって来ましたが、やってみるものですね。
小さなことかも知れませんが、僕にとっては大きな収穫です。
ネガティブな感情に支配されないための努力や工夫は、大いに価値があると思います。