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GRACE

12/24/2018

 
「アメイジング グレイス」=「驚くばかりのめぐみ」、とても有名な賛美歌です。
ゴスペルの代表曲と言えるでしょう。
この曲は黒人が歌うという印象があり、黒人が作った歌のように思います。
ところが作詞は白人なのです。
​作曲は不明です。
聖書のいう、Grace=めぐみ、とは受けるに値しない者が、受ける幸いという意味です。
では何が、驚くばかりのめぐみなのでしょう?
歌詞だけだとよく分からないので、背景を探るといいです。
簡単にいうと、作詞者のジョン ニュートンは奴隷貿易で富を築いた人でした。
その悲惨な船旅の最中に嵐に逢い、その生死を彷徨う中で神様に必死に祈りました。
その時から人生が変わり始めたそうです。
本来なら、悪い行い故に死んでもおかしくない所を、助けられた所が、アメジング グレイスなわけです。
作詞者はジョン・ニュートン (John Newton,1725–1807)。作曲者は不詳。アイルランドかスコットランドの民謡を掛け合わせて作られたとしたり、19世紀に南部アメリカで作られたとするなど、諸説がある。
​
ジョン・ニュートンは1725年、イギリスに生まれた。母親は幼いニュートンに聖書を読んで聞かせるなど敬虔なクリスチャンだったが、ニュートンが7歳の時に亡くなった。成長したニュートンは、商船の指揮官であった父に付いて船乗りとなったが、さまざまな船を渡り歩くうちに黒人奴隷を輸送するいわゆる「奴隷貿易」に携わり富を得るようになった。

当時奴隷として拉致された黒人への扱いは家畜以下であり、輸送に用いられる船内の衛生環境は劣悪であった。このため多くの者が輸送先に到着する前に感染症や脱水症状、栄養失調などの原因で死亡したといわれる。
ニュートンもまたこのような扱いを拉致してきた黒人に対して当然のように行っていたが、1748年5月10日、彼が22歳の時に転機は訪れた。

イングランドへ蜜蠟を輸送中、船が嵐に遭い浸水、転覆の危険に陥ったのである。今にも海に呑まれそうな船の中で、彼は必死に神に祈った。敬虔なクリスチャンの母を持ちながら、彼が心の底から神に祈ったのはこの時が初めてだったという。すると流出していた貨物が船倉の穴を塞いで浸水が弱まり、船は運よく難を逃れたのである。

ニュートンはこの日を精神的転機とし、それ以降、酒や賭け事、不謹慎な行いを控え、聖書や宗教的書物を読むようになった。また、彼は奴隷に対しそれまでになかった同情を感じるようにもなったが、その後の6年間も依然として奴隷貿易に従事し続けた。のちに、真の改悛を迎えるにはさらに多くの時間と出来事が必要だったと彼は語っている。

1755年、ニュートンは病気を理由に船を降り、勉学と多額の献金を重ねて牧師となった。

そして1772年、「アメイジング・グレイス」が作詞された。

歌詞中では、黒人奴隷貿易に関わったことに対する悔恨と、それにも拘らず赦しを与えた神の愛に対する感謝が歌われている。
この曲のほかにも、彼はいくつかの賛美歌を遺している。
​Wikiペディアより引用

誰しも人生で後悔はあると思います。
しかし、そんな中でも「めぐみ」はあるのです。

「そんなうまい話あるものか」

と疑うのではなく、信じる人は救われるのです。
「信じる者は救われる」

と多くの人が言います。
実はこの言葉も、聖書からの言葉です。

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