「アメイジング グレイス」=「驚くばかりのめぐみ」、とても有名な賛美歌です。 ゴスペルの代表曲と言えるでしょう。 この曲は黒人が歌うという印象があり、黒人が作った歌のように思います。 ところが作詞は白人なのです。 作曲は不明です。 聖書のいう、Grace=めぐみ、とは受けるに値しない者が、受ける幸いという意味です。 では何が、驚くばかりのめぐみなのでしょう? 歌詞だけだとよく分からないので、背景を探るといいです。 簡単にいうと、作詞者のジョン ニュートンは奴隷貿易で富を築いた人でした。 その悲惨な船旅の最中に嵐に逢い、その生死を彷徨う中で神様に必死に祈りました。 その時から人生が変わり始めたそうです。 本来なら、悪い行い故に死んでもおかしくない所を、助けられた所が、アメジング グレイスなわけです。 作詞者はジョン・ニュートン (John Newton,1725–1807)。作曲者は不詳。アイルランドかスコットランドの民謡を掛け合わせて作られたとしたり、19世紀に南部アメリカで作られたとするなど、諸説がある。 誰しも人生で後悔はあると思います。 しかし、そんな中でも「めぐみ」はあるのです。 「そんなうまい話あるものか」 と疑うのではなく、信じる人は救われるのです。 コメントの受け付けは終了しました。
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