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Going home

8/15/2018

 
ベロオリゾンテに帰り、結局ビザはダメだったと皆に伝えました。
すぐに日本行きの飛行機チケットを買いました。
もうこの辺りの記憶はほとんどありません。
混乱していたからです。
帰国するとはいえ、荷物もほとんどありませんし。
実はこの時、付き合いかけた彼女がいまして、別れの挨拶をしなければならず…
彼女はミッションベタニアの出版社で働いていた子です。
宿舎に住むあるおばさんが紹介してくれました。
同じ敷地内なので、ちょくちょく会えたんです。
​家も近くて、何度か訪れました。
小柄で可愛いモレーナでした。
写真を撮ったりしながら、色々話しました。
愛の力は強く愚かしく、戻ってくるよと約束しました。
こんな単純で、若者らしい目標が定まりました。
​何も考えず、直感で動く僕でした。
直感は当たれば正解ですが、外れも多いです。
ただ短期的に外れたと思っていても、15年後に正解だったと気付いたり。
そういうのは、過去の点と点が繋がったと言うのかも知れませんが。
とにかく皆さんにお別れをいい、空港に向かいました。
​驚いた事に、アスンシオンの悪夢はまだ終わっておらず…

チケットを購入したはずが、エアポートに着くと、チケットは発券出来ないと言われました。

「どうしてここまで悪い事が続くんだろう…」

空港まで送ってくれた人たちも、色々と手伝ってくれました。
バンドリーダーのアメリカ人、パットが時間ギリギリまで交渉してくれてたんですが…
どうにもならず、結局$150握らせて (というか払わされて)チケットは何とかなりました。
これがブラジルというところなんですね。
僕はいい人たちに囲まれて守られていただけなんです。
弟と共にサンパウロにまず向かいました。
6時間のトランジットは、近くのホテルで過ごす事にして

「本当に久し振りだな、こんなラグジュアリーな空間は…」

ホテルのプールサイドでドリンクを片手に、いい気分に浸ろうとしました。
こうしてこれまでの悪夢の連鎖を、そこで拭い去りたかったのです。
ベロオリゾンテから、韓国経由で、経験した事のない長旅(確か42時間)になりました。

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