「ゴールは何?」
良い質問は単純な事が多いです。
「なぜそれをゴールにした?」
率直すぎるくらいです。
でも、それらの答えがあまり明確でない事はよくあります。
現実はそうだと思います。
おぼろげなゴール、よく考えてないプロセス、その中でもがいている事が多いです。
でも、それは経験豊富な人が客観視して思う事なのかも知れません。
ゴールから俯瞰しろ、とよく言います。
でもいざ考えて見ると、意外によく分かってない事があります。
僕はいつもそうです。
いつも始めてから考えるところがあります。
まず動く、そして調整しながら、失敗を重ねながら学びます。
考えると言っても、考え始めると、手も足も出なくなる…そんな事ありませんか?
まず動く事、そして試行錯誤しながら調整を繰り返す。
動きながら考える方が僕には向いています。
だから初めての事はなおさら、とにかくやってみる。
プランは憶測の域を超えられないと知っておくべきです。
一発勝負の大博打もやった事があります。
シドニーでお店をした時がそうでした。
しかし今は、まず小さく、数をこなしながら実態を把握する事が大切かなと思います。
小さなゴールなら早く俯瞰できるようになるでしょう。
それから改めて大きなゴールを設定した時に、俯瞰できるだけの知識と経験がある程度そろいます。
小さな事から始めて、その中でも俯瞰していく。
僕はそれを知りませんでした。
僕が学んだのは、体力や精神状態が仕事に影響を与える事を計算した上で、プランを立てるという事です。
例えば、教則本を書くのは、早朝もしくは午前中だけにした方がいいと分かりました。
なぜなら集中力、精神状態などがベストだからです。
教則本を編集した時に、何度も書き直したり、削除したり、頭がおかしくなりそうでした。
集中力、精神状態のムラが、作用していたと思います。
これからは、体調、精神状態を意識し、調整すべきだと学びました。
ディープワークをするために、数時間の枠を用意しておく事だけにフォーカスしていました。
でも自分の状態をよく知らなかったので、無駄も多くなってしまいました。
ディープワークは時間を準備すれば、自動的にできるという訳ではありません。
その時間に、集中力を持続できるかどうかが問題です。
僕はSNSに毒されきっていたので、特に午後の時間は仕事の質が落ちました。
そしてまず午後は執筆はしない方がいいという事も分かりました。
今の僕にとっては早朝だけが本当に使える時間だと分かりました。
小さな事でも突き詰めると、色々あるんだなあと。
集中力を持続させるためのトレーニングをするという課題も得ました。
時間があっても午後に執筆をすれば、後から混乱をきたす可能性もあると気づきました。
色んなゴールがありますが、電子書籍を書く上での俯瞰を学んでいます。
改善を重ねて、これからコンスタントに出せるように頑張ります。