「フリーランチなどない」
例えば、どこかのレストランで無料のランチを提供している、と言っても完全フリーになりません。
交通費がかかりますし、待ち時間もかかります。
今ではお金より時間の方が価値があると言います。
つまり時間をお金で買うべきと考えます。
ならば無料だからと、出かけるのは賢くありません。
何かをすれば、別のことをする時間とエナジーを失う。
何かを買えば、別のものを買うお金を失う。
何かを置けば、スペースを失う。
1日をデザインしているだろうか?
選択能力は機能しているだろうか?
受動的に生きていないだろうか?
僕は無駄な生き方をしていると感じる時、嫌な気持ちになります。
それは無駄に見えるけどリッチな時間、の事ではありません。
惰性的に過ごしている時間の事です。
電車を待つ時間、乗っている時間にスマホをほとんどやらなくなりました。
これを無駄と考える人もいます。
でも僕にとっては脳を休ませる大切な時間です。
そんな意識を持ち始めてから、単純に詰め込む事をやめる意義を知りました。
デザインされている、つまり一つ一つには意味がある、そんな主体的な生き方をしたいと思いました。
スマホに脳を使うなら、別の大切な事のために使う集中力を失っているのです。
何かをする前に、吟味する必要があります。
そんな事を逐一考えるのは、くだらないかも知れません。
最初は面倒で、余計時間がかかるでしょう。
でもそれも習慣になれば、楽になります。
これからを有意義に、リッチに生きたいなら、そうするしかないと思いました。