CNNなどのフェイクメディアに対する、トランプ大統領の容赦ない態度は、いつも見ていてスッキリします。
これは大統領就任後に始まった、メディアからの総攻撃に対してだと思ってました。
しかし、驚いた事にあの態度は、昔から一貫していました。
痛快すぎる
ここに1990年のトランプ大統領の貴重な映像があります。
本音ど真ん中ストレート、痛快です。
金も地位もあるトランプは、言いたい事を言えます。
でも、単なるワガママとは違います。
やり取りを聴くと、嘘を絶対許さない性格が伺えます。
テレビの発言が、あたかも公式なもののように捉えられてしまう事に怒っています。
しかしそんな中でも、「あなたに恥をかかせたくはない」とか、相手を思いやる(フリであったにしても)紳士な言葉も残します。
話を誘導し、増幅し、偏向報道する
トランプは話をネガティブな話題へ誘導する事も指摘します。
多くの楽観視する人がいる(きっといたのでしょう)中で、数人のネガティブな意見を持つ人の話だけを抽出したかったようです。
その言葉の一部だけ切り取り、大げさに「トランプがこういった」と報道すると分かっていたようです。
その発言が、トランプと会社にとって不利益を被る可能性があっても、その言葉が高く売れると分かれば、そんな事は関係ありません。
その罠をかける質問が来たとたん、横をチラッと見て
「Here we go…」(ほらな…)
といつもの会見で吐き捨てる時の、トランプ大統領のお決まりのセリフです。
「おお!今と全く同じじゃん!」と笑えました。
30年間後の今日に至るまで、全く変わりません、ブレてません。
メディアの悪に対するあの姿勢が、当時から完成されていました。
「ネガティブなニュースはウケる」と良く言います。
視聴率が稼げるので、テレビは努めてネガティブなニュースを報道します。
そういう商売なのです。
ジャーナリズムではありません。
ポジティブな話が沢山あるにも関わらず、その中のネガティブな小さな話の1カットだけを切り取り、増幅して伝える…
テレビは情報操作をしています。
テレビは洗脳マシーンです。
みんなが怒らないから、調子に乗って何でも言いたい放題です。
No deal 他の人とやってくれ
「我々が不公平に扱われるだけだ」と立ち去ります。
ノーという事に慣れています。
No deal.=取引しない、という選択肢のお手本だと思いました。
嫌われる事を恐れない、勇気ある態度にスカッとします。
普通ならメディアを敵に回す事など考えられません。
出来れば名前を売りたくて、不本意ながらも、インタヴューに応じる人が多いと思います。
しかし、人を見て、「こりゃダメだ」と思ったら、時間の損失になっても、「グッドラック&グッバイ」です。
「それならオレより上手く仕事してくれる奴が他にいるよ、そいつとやってくれ」
学んだ事
「昔も今もメディアは腐っている」が結論です。
しかし、それでも一応チャンスを与えている事に驚きます。
30年前も同じだったと考えると、これまでずっとテレビに出演し続けて来たのは、凄いです。
「みんながクズとは限らない、良い人ならしっかり対応しよう」という姿勢です。
僕だったら、何度か嫌な目いあったら、完全にシャットアウトするでしょう。
なぜなら嫌な事を言いたくないからです。
でも、人は指摘してやらないと分からず、分からないから、ずっとやり続けてしまうものです。
分かってもやり続けるのが、ほとんどのメディアかも知れませんが…
そう考えると、嫌でも一度はチャンスを与え、ダメだったらしっかり怒って、ダメ出ししてやるのも、一つの愛情か?と思いました。
そして、「No deal」最後には無情に立ち去ってやる事。
「恥を知れ」と言わんばかりです。
結局、メディアは自分の利益しか考えていないからです。
こういう風にやるべきなんだな、と思いました。
当たらず触らずの、上辺だけのやり取りでは、ますます人間関係は冷えこみます。
本音を語るべきだと思いました。
トランプは熱い男ですね。