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    Escalators

    4/28/2019

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    ウィンヤード地下鉄駅は、ビジネス街なので夜と週末は閑散とします。
    店を始める前、週末によく荷物を運びました。
    1932年に作られた、木製のエスカレーターで地下へ降りていきます。
    結構長く、高さもあるエスカレーターなのですが、不覚にも電子レンジが手から滑り落ちてしまいました。
    転がり落ちるにつれ、スピンの速度と落下スピードを増していきます。
    下の方に一人だけエスカレーターにおり、直撃寸前で気づき、避けてくれました。
    ほんの数秒の事でしたが、心臓が止まるかと思いました。
    その人にお詫びしたら「No worries, mate!」と言ってくれ、本当に良かったです。
    数年後、あるお客と話していたら、なぜかその話になり「君があの時の?」と偶然再会しました。
    そうと知り、再び当時の事を詫びました。
    でも彼も笑顔で、「大丈夫」と返してくれました。
    客として来てくれていたなんて、本当に嬉しかったです。
    その古いエスカレーターを検索したら、2007年に引退したそうです。
    今は新調されたエスカレーターの天井にアートとして展示されています。
    オージーらしいなと思いました。
    古いものを大切にするとか、価値を与えるみたいなところも好きです。
    ちょっとしたものに過ぎないのだけれど、そこに歴史を見せつける努力を感じます。
    たった80年に過ぎませんが、オーストラリアの建国は1900年1月1日なので、それからすればすごいのでしょう。
    日本には歴史があり、魅せるアイテムが至る所にあります。
    オーストラリアには歴史も何もなく、それが故に何でも見せようと努力しているように思えます。
    エスカレーターでは直接収益化してませんが、少しでも付加価値を与えたいのでしょう。
    最近は日本の地方も必死に村おこししています。
    オーストラリアの事を思えば、知恵を絞れば何でもやれそうな気がします。
    日本の場合、サービスの質までも売れるのがすごい事だと思います。
    魅力を知り、そこに力を注ぎ込む。
    個人でも、村でもそれが求められています。
    アメリカやオーストラリアはそれが上手いなと思いました。
    日本はこれからでしょう。
    ​伸び代が沢山あるので楽しみです。
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