「自分の信念を曲げない」それは聞こえはいいけれど…
それではやっていけない、というのが定説でした。
しかし今はネットで全世界で繋がる事ができます。
「こだわりぬいたものを、選ばれたごく一部の人にだけに届ける」これがマーケティングだとセス ゴディンは言います。
もはやマーケティングもアートなのです。
ビッグヒットを狙わない、それが鉄則です。
ビッグヒットはマネされ、コピーされ、結局価格競争に巻き込まれます。
そもそも大衆はいつも間違っている…つまり大衆とは無知な集団です。
みんながいいと言うから、買う。
それだけです、色々検索していても何も考えてない。
本当はどうでもいいのです、知らないから。
ちょっと有名人、芸能人に金を握らせて使ってもらう、よいコメントを残してもらう、それで十分なのです。
資本がある企業、コネがある人、インスタグラマーがそのビジネスモデルを使えます。
無知な大衆は騙されます。
でも結局遅かれ早かれ不毛な戦いに巻き込まれます。
パクられ、コピーされ、価格競争です。
その中でより良いものを作らねばならない…それは厳しい戦いです。
だからそもそも資本がない人間は、そんなフィールドに参入する事を考えてはいけません。
時代遅れの企業に共食いさせて、絶滅してもらいましょう。
もう大衆狙いなど馬鹿らしいのです。
売れるものを狙う…そんなつまらない事もやめましょう。
違うものを出す。
違わなければ出す意味がないのです。
信念とかこだわりを貫き通したものは、情熱もたっぷり込められている事でしょう。
世の中にはそれを待ち焦がれていた、という人がわずかながらもいるはずです。
すでに大衆は減少傾向にあります。
なぜなら多くの愛すべきオタクたちが情熱を形にしているからです。
あらゆるジャンルは細分化され、ミックスされ、そこからさらに細分化され…
何が何だか分からない状況になって来ました。
そこから突き抜けたグループが新たな大衆となっていきます。
パソコン、フェイスブックなどもともとはオタクのものだったわけですし。