「トン ジョビン?聞かないなあ〜。上流階級の音楽だよ」
名前こそみんな知ってましたが、曲は知らない人がほとんどでした。
僕にとってブラジルは音楽の宝、夢の国だったけれども幻滅したのを覚えてます。
ところが最近変わってきたそうです。
W杯、オリンピックとリオデジャネイロには、多くの外国人観光客が訪れました。
そしてボサノヴァを求められたけれど、現地の人は「???」だったそうです。
それで初めて自分たちの貴重な文化だと気づいたそうです。
なんとまあ、です。
日本も同様な事が起きています。
当たり前な事は気づきにくいものです。
でも、文化は儲かるのです。
他の国は絶対勝てません。
それに対して、物作りは外人を必要とする上に、競争も激しく、儲け率も低い。
ボサノヴァの淡く、洗練されたスタイルは日本ウケしますが、世界的ではありません。
リオデジャネイロに旅行した多くは、金持ちで洗練された人だったのでしょう。
それに対して、日本のアニメなどは世界制覇してます。
外人と付き合えば分かります。
みんな子供の頃、アニメで日本文化の洗脳を受けて育ちました。
ディズニーなんかよりずっと巨大です。
文化はいいです。
儲かります。
絶対負けません。
すでに勝ってます。
勝負にすらなりません。
自分たちにしか無いのだから。
モノマネはダサいと言う概念を持ちたいものです。
すでにいいものを持っている。
そこを伸ばす、それで勝負する。
それは個人においても同じです。
他の国、他人のいい所を真似るのはやめて、自分のいい所に気づき、燃えましょう。