ブルースは基本的にペンタトニックスケールという5つの音で弾きます。 ドレミファソラシドでいえば、ファとシを使わない弾き方です。 簡単な歌、たとえば「メリーさんの羊」は4音しか使いませんし、「赤とんぼ」は5音です。 でも、ブルースはこれらの歌とはかなり違って、変な感じがします。
ちょっと歪んでます。 音楽理論の話はここではしませんが、少ない音でも、色んなニュアンスを含みます。 民謡とか(良く知りませんが)と同じです。 唄いまわし方が独特で、聴けば、民謡と分かります。 そこには色んな含みを感じます。 感情表現と一言で片づけたくありませんが、代々受け継がれてきた、テクニック(これも知りませんが)があります。 少ない音だからこそ、そこに沢山の感情の情報を込める余裕があります。 それが難しく、チャレンジでもあり、面白くもあるのです。 自分らしさを出そうとすると、特にそうです。 シンプルライフ、ミニマルライフも同様です。 余裕がある、余白があるので、より深く、より多く、感じる、込める事が出来るのです。 余裕がなく、常に限界の状態で生きていたら、その感じ方、気持ちの込め方はどうでしょう? 「どうでもいい…」って感じになります。 その時間がどれほど長く、多くても、良いものと言えるでしょうか? そういう生き方をしたら、その人生は良いものと言えるでしょうか? つまりそれは「どうでもいい人生」なのです。 自分を大切にしてないし、だから当然他人などもっと酷く扱います。 口先だけで済まそうとし、人を見下すようになります。 リスペクトしない人は、リスペクトされる事もないでしょう。 僕はそれをシドニーで暮らしていた時に感じていました。 とにかく疲れていたので、「ひたすら休みたい」だけでした。 休んでも、疲れは取れず、無感動となっていました。 「多くを詰め込む」「ひたすら上を目指す」「限界までがんばる」などが悪い、とは断言しません。 やったとしても、厳選した上で、そうすべきです。 でなければ、いずれ燃え尽きてしまうでしょう。 健康であれば何でもできる、と大きく構えて、まずは自分の心と体のメンテナンスをすべきです。 ブルースのように少ない音しか使わなくても、遊びどころは満載、というシンプルさを追求するといいです。 限界を目指すよりは、自分がどれだけ没頭できるか、楽しめるか、の追求の方が好ましいです。 それはもはや他人の評価とか、認められたい、とは別次元の生き方です。 自分に正直な生き方、自然な生き方なのです。 ブルースのように、ちょっと歪んでいようが、普通じゃなくても、それがワン・アンド・オンリーなのです。 「自分らしく生きたい」と言うのであれば、他の人と違う事を恐れてはいけません。 健康であれば、何でもできます。 でも健康に気を付ければ、睡眠をしっかりとらねばならず、活動の時間は短くなります。 だから厳選ありきなのです。
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