hkblog
  • Blog
  • support
  • Podcast
  • Guitar
  • About me

Cool

10/1/2018

 
どこでやめるか?どれだけやるか?
難しい問題です。
ミステリアスで、クールさを際立たせるテクニックです。
想像を掻き立てられるので、余韻が持続します。
例えば、突然終わるマイルスのソロ。
観る側に委ねられた仏映画のエンディング。
腹一杯で終わるのもいいけれど、なぜ?が残ります。
幕が閉じてもシーンを反芻します。
​ストーリーは分かりきった時点で満足します。
そして次には、心はもう次の作品を探しに行きます。
素晴らしいけれども、腹一杯と飽きは隣り合わせです。
ブルースは使う音はわずか、そこにニュアンスが無限に込められる。
​シンプルなだけに含みがある。
​俳句なども似ています。
文字数に制限があるので、直接的な表現になりません。

匂わす、ほのめかす、というゲームです。
受け取り手の理解や想像力が一層盛り込まれます。
一見難解ではなく、むしろ退屈そうです。
淡々としているようで、情念が奥深く続きます。
みんなが楽しめなくてもいい、一部の人により強烈に、深く、長く楽しんでもらえたら。
その覚悟と開き直りがクールなのでしょう。

コメントの受け付けは終了しました。
アマゾンで買い物する
楽天市場で買い物する



    メール送信はこちら
送信
過去の記事へ
クリエイティブコモンズに基づいて次から使用された写真: Thomas Geiregger, kertojanaani.fi, 305 Seahill, simplicityhunter, 305 Seahill, mrhayata, Kanesue, Courtney Emery, Mariam Marie, upslon, Olivier Bruchez, Ivan Radic, pratiproy, simplicityhunter, *PaysImaginaire*, Tom Marcello, Simon_sees, Kirt Edblom, Eli K Hayasaka, Bengt Nyman, InSapphoWeTrust, lorenkerns, plindberg, bernhard.friess, richzepol, Historyworks Photography, mrhayata, faungg's photos, ☻☺, coniferconifer, anonimus17, Supermac1961, Pawel Maryanov, Supermac1961, Jamie Smed, It's No Game
  • Blog
  • support
  • Podcast
  • Guitar
  • About me