どうしたら感情をコントロールできるか?について興味を持ってます。
痛みや喜びはリアルなのに、雲のようにつかみどころがなかったり…
それは情報をどう受け取るかにかかっています。
そこから感情が生み出されるからです。
自分を客観視できると感情に振り回されにくくなる、と言います。
感情は勝手に生まれるのではない、と分かるからです。
だから呼吸に集中するなどして、自分を客観視する訓練をするといいそうです。
無意識にしている呼吸を、あえて意識する事で、今この瞬間の自分を意識できるようになります。
僕は1ヶ月くらい、毎朝5分だけ呼吸を意識していますが、客観視できる感覚が少し芽生えました。
ちょっとモヤモヤという時に、無防備にどっぷり浸かって行かず、「あれ?今嫌な気分になるところなんだな」と気づく瞬間が何度かありました。
それだけで冷静さがもうすでにそこにある、と分かるんです。
以前にはなかった感覚で、嬉しいです。
自覚する、それは感情をコントロールする為の土台です。
その土台の上に、色んなテクニックやコツを学ぶと良いと思います。
実践的なアドバイスが色んな本で説明されています。
精神科医の和田秀樹さんの書いた、
「感情の整理」が上手い人のリラックス術から多くの事を学んでます。
感情は複雑になると整理できなくなるそうです。
嫌な感情がいくつも絡み合うと、厄介です。
例えば、いつも疲れていて、休みたいけど休めない、嫌だなあという感情が慢性的にあり、そこに別の仕事の問題が起きて、さらに人間関係でも…となると分けて考えるのは難しくなります。
捉えどころの無い、大きなネガティブな感情になり、支配されてしまいます。
なるほど、と思いました。
部屋とか、スケジュールなどと同じだなと。
散らかりきった部屋、詰まりきったスケジュールなど、どこから手をつけていいかも分からなくなります。
物事はシンプルにするほど良い。
嫌な感情も、整理されていれば処理しやすい、という訳です。
しかしそれを知らなければ、心のわだかまりを放置してしまいがちです。
嫌な感情も、部屋やスケジュールと同じく捨てる、整理する技術が必要なのですね。
- 好きなことをする
- ものの見方を変える
- 生活パターンを変える
- 泣いてみる
- 笑ってみる
- 歌ってみる
- 部屋を掃除する
これらはよく言われており、簡単にトライできるものです。
他にも沢山の方法があります。
悪い感情がなぜ生まれるのか?にフォーカスせず、どうしたら整理できるかについて
この本は説明しています。
とても興味深く、実践したいので、学びをブログでシェアして行こうと思います。
問題は、実践するタイミングで思い出せるか分かりません。
自分にとって簡単にできる事から試して見ます。
忘れてはいけないのが、大切なのは土台となる自覚だと思います。
ギターと同じで、土台づくりに力を注ぐ方が正解だと。
情報を沢山仕入れるのも大切ですが、それらは土台の上に最大の効果を発揮するからです。