早寝早起き、読書、運動、質の良い食事、使ったらしまう、一度に一つの事をする、良い言葉を話す、など当たり前に思います。
でもそんな人になるのは意外に難しいです。
頭では分かっている、でもできない。
要するにしつけの問題なのでしょう。
子供の頃は厳しく言われてやってました。
それは親から与えられた制限、ルールがあったからです。
ところが大人になって自由になると、出来なくなる事が多くなります。
要するに怠けものになってしまいます。
情けない。
「子供の頃はこんなんじゃなかったのにな」
と思う事があります。
だからと言ってこの年になって、逐一指図されるのも嫌です。
健康や充実感、達成感、自信を与えてくれたのは、制限なのです。
自由と思った大人の生活は自由ではなかった。
好きな事をしているようで、全然出来てません。
自分を愛する生き方をしているだろうか?
本音を選択すれば、面倒臭くなります。
本腰入れて挑戦する事から逃げているわけです。
大人になったぶん、失敗や罪を増やした事も計算に入れるとどうなのか?
長く生きたからと言って、トータルではあまり成長していないのかも知れません。
人生のほとんどはノイズです。
本当に大切な事はわずかです。
他はいらない。
今の時代、制限という表現より、選択の方がマッチします。
選択肢は沢山できました。
一方で選択(制限、自制)する力を失ってしまいました。
沢山ある=何もない、のです。
(ガラクタが)沢山ある=(大切なものが)何もない、のです。
大切なものがあるなら、それを大切にするために、ガラクタを排除しなければなりません。
ミニマリストはそんな感覚です。
だから色々と捨てるべきなんです。
選択する力を取り戻す必要があります。