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CD

7/31/2019

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CD以前と以後で音楽のリスニング環境​は変わりました。
以前は、聴きたい音楽>持っている音楽でした。
以後は、聴きたい音楽<持っている音楽です。
ありがたみが変わりました。
聴ききれない無限の音楽が、手のひらにあります。
いらない音楽、気に入らないものも一緒にです。
色々楽しめる環境になりました。
しかし深く楽しむ環境は自ら選び、その他の無限の音楽を切り捨てる必要があります。
ここでも、やはりミニマリズムなのです。
集中して聴く時も、「あなたへのおすすめ」が邪魔します。
それしかない、それが大好き、という時代ではなくなりました。
「これもいいかも」「あれも後から聴いておこう」「これは良かったから、お気に入りにリストしておこう」というリストの種類も膨大です。
何でもある環境はとてもいいです。
色んな影響を得られるからです。
しかし、その中でも選択が必要です。
「今心から愛しているもの」はあるでしょうか?
何度も聴くもの、毎日、何度も聴くもの。
じっくり全身を傾け、聴くだけの体験を楽しむもの…
CDまでの時代はそれが普通でした。
今ではそれを選択しても、すぐに邪魔が入ります。
主体的にリスニング環境を作らなければ、負けてしまいます。
特にミュージシャンこそ、じっくり深く楽しむ、学ぶ事が大切です。
ギタリストならば、それが練習であり、フィジカルな練習よりも、練習です。
リスニングの時間が、フィジカルな練習時間より少ないのは、どうかと思います。
リスニング>練習>理論などの勉強だと僕は考えます。
これまで理論に関する情報が、圧倒的に足りなかったので、僕はそこにフォーカスして発信しています。
リスニングで得た感じやフレーズを、練習で色々試してよく分からない事を、理論で裏付けする、という順です。
僕は誰もやらない、さらに根本的な話に言及しています。
だから経験豊富な方々から、喜ばれたりします。
手探りだったのが、確信に変わるからだと思います。
何度も挫折したり、疑問のままだったり、という経験の後でそれは役に立ちます。
まず自分でやる、やった後に、情報を得て、「なんだ、こういう仕組みだったのか!」とか「やっぱりオレは正しかった!」となるのです。
僕の情報は、そういう事なしに学んでも、ありがたみをあまり感じないでしょう。
だからリスニング一つとっても、「これは何?」「どうやってる?」などの体験を増やすべきです。
でも、しっかり聴かないと、そんな疑問すら持てないでしょう。
「広く浅くだけでは、全く意味がない」のです。
フレーズの解説などで学ぶのもいいですが、それは自分でやった方がいいです。
そして分からない所を、訊く、検索する方がいいです。
与えられたものをやるのでなく、自分で疑問に思う事、好きな事を掘り下げるべきです。
リスニングも「あなたへのおすすめ」で練習も「あなたへのおすすめ」に頼っていると、本当に上達するかどうか分かりません。
自分の心から愛するものに、没頭し、全てをしゃぶり取るつもりで聴くといいです。
ここでもやはりミニマリズムなのです。
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