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Anxiety

9/26/2018

 
「弁当作って売るだけだろ?空いた時間にギターやれるよ」

とジョージ ストリートをギター担いで闊歩する自分をイメージしました。
数年後それは実現しましたが、僕は甘かった。
ビジネスはキツかったです。
それは僕が余りに世間知らずだったからでしょう。
店のイメージデザインを鉄道局に提出せねばならず、著名なデザイナーに依頼せよとのお達しがありました。
しかしデザイナーと建築士の意見が対立して、面倒な事になりました。
建築士曰く、レイアウトが現実的でないと。
結局は鉄道局の承認を得る為だけにデザイナーの作品を提出しました。
そういう局面でも、何も分からないので、自分の意見すらなかったんです。
だから両方に翻弄され、迷いました。
現地のコンサルタントも色々と考えてくれたのですが、現実的ではなく、絵に描いた餅のような理想を要求していました。
それだけならいいのですが、

「もうだめ、この話は終わりだ」

もう既に全て話が進行しているにもかかわらず、突然そう切り出すのです。

「ガスが使えない、電気でないと鉄道局がダメと言ってきた」
「電気じゃダメなんですか?」

「当たり前だ、話にならない」

全てを店につぎ込んでいるのに、そんな事で諦めるわけにはいきません。
とにかくやれるようにする、それだけなのですが、振り回される僕らでした。

「電気しかダメなら、僕らは電気でやりますよ」
​
次第にこの人で大丈夫か?と思うようになりました。
ただでさえ不安なのに加え、そういう関係も面倒でした。
なんでも訊くしかないけれども、その相手次第で困ったことにもなるのだと。
オーストラリアに渡る前からそんな具合でした。
それもこれも自分が無知で無能だったからです。
仕方ないです。

「こんなんで大丈夫かな?でも、とにかくやるぞ」

​という思いだけでした。

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