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Alexandre

8/26/2018

 
ブラジルに住んでいた時、教会音楽のあるアーティストが、好きになりました。
ジョアオ アレシャンドレというシンガーソングライターです。
この人の弾き語りは非常に洗練されてます。
ブラジルのゴスペル業界の重鎮で、人気もありますが、日本では全く無名です。
認知されて欲しいです。
と言っても、彼のライブを見たわけではなく、テープを買って聴いていただけです。
今でこそ重鎮の彼ですが、当時も今もみんなに好かれるというタイプのミュージシャンではありません。
ですので、彼のフォロワーのような人に会うのは難しかったです。
一人友人がいただけです。
そんなある日曜日の夕方、通りがかった教会に入って礼拝に参加しました。
バンドはなく、一人でギターを弾きながら賛美をリードしていました。
ギターの弾き方が少し変わっていて、感銘を受けました。
みんなの歌をリードしながら、簡単な曲のハーモニーをちょっと捻ったり、フィルを入れたり。
でも気持ちいいリズムはずっと安定したまま。
​それは至難の技です、すごいなあと思いました。
礼拝奏楽者でこういう洗練された事が出来るんだ、と感銘を受けました。
多分、ジョアオ アレシャンドレから影響を受けたのでしょう。
彼ほど複雑に奏でなくとも、うまくアイデアを取り入れてるなあと。
真似ではなく、工夫している人を見ると好きになります。
目立つことをしていた訳ではありません。
でも、それが出来るということは物凄いレベルである事は分かります。
そういう姿勢にも好感が持てました。
特に礼拝奏楽にエゴはご法度です。
​僕にはこういう弾き語りや、賛美歌のリードはできません。
偶然立ち寄った教会で、貴重な体験をできて良かったです。
ブラジルにはこういう人がちらほらいたのでしょう。
そのほとんどが独学だったはずです。
今では無数の教会プロミュージシャンがいます。

売れ線の曲では、みんな同じポップロックなスタイルに見えます。
でもきっとアンダーグラウンドで、当時のような人たちも増殖しているはず。
そう思うと嬉しくなります。

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