38スペシャルというロックバンドが好きです。
多分40代で洋楽ファンでもなければ、誰も知らないであろうバンドです。
「え38?48じゃなくて?」とか笑う人を見ると、殺意がします(冗談)
13歳の時からずっと好きで、未だに良く聴きます。
ストレートな(ポップ)ロックですが、昔はサザンロックとか言われてました。
レイナード スキナードの弟のバンドなので、そういうくくりなのでしょう。
全然メジャーじゃないから好き、というわけではありません。
素直すぎる感じが、恥ずかしいくらいですが、子供の頃から変わらない好みなのです。
昔好きだったけれど、今は「なぜ好きだったんだろう?」と思うものも結構あります。
ジャズが好きですが、素朴で単純なものが相変わらず好きなのです。
ロックを弾きながらも、ジャズも弾けるといいなあと昔思ったものです。
でも最近は、素朴でシンプルなものの中にある難しさを知りつつあります。
僕は何も分かっていませんでした。
表面的なものしか気づかなかったのです。
でも内面や詳細に関心が向くようになり、色々変わってきました。
依然としてジャズは難しく、チャレンジです。
しかしカントリーシンガーの渋さも唸るものがあります。
タイミングや音色や歌い回しなど…
それに素朴なものを素朴にやるのも難しいです。
雰囲気を醸し出すテクニックみたいな感じです。
一般リスナーは細かい部分はそこまで気にしませんし、全体の印象を作るのも大切です。
職人的になりすぎると、玄人しか分からなかったり…
まあそれはそれで楽しいですけど。
結局、何をするにしても難しいなあと思います。
「知れば知るほど、知らなかった事を知る」みたいな感じです。
何一つ簡単ではありません。
という事は、これからも十分楽しめるってわけです。
そういう意味で、38スペシャルも真っ直ぐな感じでありながら、色々とまだ気になるところがあるのです。
一聴するとなさそうですが、「何かあるかも知れない、何かありそうだ」と勝手に感じるわけです。